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ウランバートル 気候変動と家畜の増加でモンゴルの大草原も減ってきて都会に人口集中化

2023年04月08日 10時09分
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モンゴル
ウランバートル 気候変動と家畜の増加でモンゴルの大草原も減ってきて都会に人口集中化

■ウランバートル市内観光

https://tabi-choku.com/plan/detail/174/

 
朝青龍や白鳳を生み出した国モンゴル。現在も横綱・照ノ富士を筆頭にモンゴル力士が番付に名前を連ねています。大相撲を見ながら多くの国民が何でモンゴルはそんなに強いのかとつぶやいます。体格だけで見れば日本力士の方が勝っていることも多いのですが、人口350万人のモンゴル人には秘めた力を持っているようです。
 
 
首都ウランバートルは標高1,350mの高地に位置する「赤い英雄」と呼ばれていますが、都市化が進み、人口の半分近くが集中してきています。モンゴル人も電気・ガス・水道のない遊牧生活から都会生活にシフトし、日本を参考にして健康で安全な生活を追い求めています。
 
1月26日のウランバートルは最高気温-12℃、最低気温-33℃。今年の寒波は凄まじい様子です。確かに草原生活で朝早くから水を汲みに行くのは嫌ですね。さらに気候変動と家畜の増加でモンゴルの大草原も減ってきて、草原の生活もしにくい時代になったようです。だんだん田舎を離れていく若者が増えることでしょう。
 
 
2021年には三菱商事を中心に日本企業がチームになって新ウランバートル空港をオープンしました。コロナで出遅れましたが、モンゴルの経済活動の大動脈になることが期待されています。
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