フランスワインの頂点を巡る一日旅:メドック4地区をめぐる五大シャトーの伝説とワインの奇跡

■ボルドー発 メドック4地区巡りマルゴー/サンジュリアン/ポヤック/サンテステフ
https://tabi-choku.com/plan/detail/169/
ワイン好きなら一度は夢見る、ボルドーの「五大シャトー」。
その名を耳にしただけで胸が高鳴る方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、そんなワインの聖地・ボルドー発の特別なツアー。
マルゴー、サンジュリアン、ポヤック、サンテステフの4地区を巡りながら、
歴史に名を刻む名門シャトーたちの風格と、洗練されたワインの世界を五感で味わえる一日です。
伝説の「五大シャトー」とは?
1855年、ナポレオン3世の命により開催されたパリ万博に合わせて、
メドック地区のワインは格付けされました。
その頂点に君臨するのが「五大シャトー(Premiers Crus Classés)」です。
シャトー・ラフィット・ロスチャイルド(Pauillac)
18世紀から国王に愛された逸品。
香り高く、繊細かつ力強いラフィットは「ワインの王」とも呼ばれます。
価格はヴィンテージにもよりますが、一本数十万円から、
古酒では100万円を超えることも珍しくありません。
シャトー・ラトゥール(Pauillac)
戦の塔という名を持つラトゥールは、まさに“鉄壁の味わい”。
濃密で重厚なタンニンが特徴で、20年、30年と熟成して真価を発揮します。
その実力から、多くのコレクターに愛されています。
シャトー・ムートン・ロスチャイルド(Pauillac)
唯一、1973年に二級から一級に昇格したシャトー。
毎年著名なアーティストが手掛けるアートラベルも人気で、
味わいはもちろん、芸術作品としての価値も高く評価されています。
シャトー・マルゴー(Margaux)
「ワイン界の女王」と称されるエレガンスの象徴。
香りは花のように華やかで、味わいは絹のように滑らか。
時に恋に落ちるようなワインと評されることもある、まさに詩情を感じさせるシャトーです。
シャトー・オー・ブリオン(Graves)
五大シャトーの中で唯一メドック外(グラーヴ地区)にありながら、
一級に格付けされた名門。
歴代の王や大統領にも愛された、その気品ある味わいは、まさに貴族のワインです。
写真ストップ&外観見学の魅力
五大シャトーはその歴史とブランド価値から、
通常の観光では中に入ることが難しいのが現実です。
しかし、このツアーではシャトーの外観をじっくりと眺められる“写真ストップ”が用意されています。
特にシャトー・マルゴーやラトゥールなどは、
堂々たるファサードや緑豊かなブドウ畑を背景に写真を撮るだけでも、一生の記念になります。
シャトーの佇まいを眺めながら、「この城壁の奥で、数百年にわたりワインが育まれてきたのか」
と思いを馳せる体験は、まさにワイン好きにとってのロマンそのものです。
魅惑のワイナリー見学とバージュ村の時間
このツアーでは、五大シャトーの外観鑑賞に加え、
実際に見学・試飲ができるワイナリー訪問も含まれています。
伝統と革新が息づくメドックのワイン造りの現場を間近に見られるのは貴重な機会。
発酵タンクや熟成セラー、そして試飲室では、ガイドによる丁寧な解説とともに、
テロワールを感じる一杯を味わえます。
また、昼食にはポヤック港の近くにあるバージュ村を自由に散策。
村にはワインショップやカフェ、ブーランジェリーなどがあり、
各自のペースでランチとショッピングを楽しむことができます。
一生に一度は訪れたい、ボルドーの聖地へ
この「ボルドー発 メドック4地区巡り」ツアーは、ただの観光ではありません。
ワインの深い歴史に触れ、風格あるシャトーに圧倒され、
グラスの向こうに流れる時間を感じる——そんな“人生に彩りを与える体験”です。
五大シャトーの伝説と、メドックの大地に生きるワイン文化を、ぜひこのツアーで体感してください。
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