スリランカ 海と紅茶と世界遺産。五感でめぐるスリランカ南部の癒し旅!

■コロンボ発 海に最も近い紅茶農園を見学、世界遺産の町ゴール旧市街を散策する旅
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スリランカと聞いてまず思い浮かべるのは、そう、セイロンティー。
この旅では、海に最も近いと言われる「Handungoda(ハンドゥンゴダ)紅茶農園」を訪れ、
ただのティーテイスティングでは終わらない、五感で味わう紅茶体験が待っています。
茶畑の緑に囲まれたバンガローで味わう紅茶とケーキは、まさに至福のひととき。
工場見学では、紅茶ができるまでの全工程を間近で見学。
しかも、日によってはシナモンの加工風景まで見られる、ちょっと得した気分に。
スリランカ紅茶の中でもここで生産される「ヴィンテージ・ゴールデンチップス」は、
英国王室にも納品されたことがある逸品。
香りの深さ、味わいの奥行きは、紅茶好きにはたまらないはずです。
🌱標高が味を決める——スリランカ紅茶の奥深い世界🌱
スリランカ(旧セイロン)は、世界有数の紅茶大国。
豊かな自然と変化に富んだ地形が、唯一無二の紅茶文化を育んできました。
特にスリランカ紅茶の特徴は、「標高=高度」によって驚くほど味が変わるという点です。
紅茶の産地は大きく3つのグレードに分けられます。
🌄ハイグロウン(高地栽培・1,200m以上)
ヌワラエリヤ、ディンブラ、ウバなど標高1,200〜2,000m級の山岳地帯で生産される紅茶です。
気温が低く、霧が多く、日照時間も短いため、
茶葉はゆっくりと育ち、香りが豊かで渋みが少ないのが特徴。
特にウバは「世界三大紅茶」にも数えられる存在で、
メントールのような爽やかな香り(ウバ・フレーバー)を放ちます。
ミルクティーでもストレートでも絶品。
🌾ミディアムグロウン(中高度・600~1,200m)
キャンディなどが該当。
気温がほどよく温暖で、日照にも恵まれているため、バランスの取れた味わいになります。
適度な渋みとコクがあり、朝食にぴったりのブレンドティーによく使われるのがこのクラスです。
🌊ローグロウン(低地栽培・600m以下)
今回訪れるハンドゥンゴダ紅茶農園のように、海に近い紅茶農園がこのカテゴリに入ります。
気温が高く、茶葉が早く成長するため、色が濃く、香りよりもコクと力強さが前面に出る紅茶になります。
特にミルクとの相性が良く、スパイス入りのチャイなどに最適。
スリランカ国内で最も多く生産されているのも、このローグロウン・ティーです。
🍃ユニークな生産方法:ハンドゥンゴダ紅茶農園
ハンドゥンゴダ農園では、紅茶だけでなく天然ゴムやコショウ、
シナモンの木々が共存する、スリランカでも珍しい「ミックス農園方式」が取られています。
しかも、ここでは農薬不使用の紅茶づくりが行われており、
自然と調和した栽培方法が守られています。
伝統的なローターヴァネ(回転型揉捻機)を使い、
茶葉の酸化を管理しながら発酵・乾燥させる工程は、まさに“クラフト紅茶”。
同農園の看板商品である「ヴィンテージ・ゴールデンチップス」は、
通常よりも若い新芽だけを贅沢に使った高級紅茶で、
はちみつのような甘さと深い旨味が特徴。
ヨーロッパではティーコンテストで複数の賞を受賞し、
英国王室にも輸出されているという逸品です。
そしてもう一つのハイライトは、**世界遺産「ゴール旧市街」**の散策。
オランダ統治時代の面影を残すこの街は、コロニアル建築と南国の風が溶け合う、
どこか懐かしくも新しい空間。
石造りの街並みにカフェやブティックが点在し、
ヨーロッパとアジアが交差した歴史の香りを感じることができます。
赤レンガの灯台、石造りの要塞、教会や時計塔…。
まるで映画のワンシーンに迷い込んだような街で、
写真を撮ったり、海を眺めたり、気になるお店でひと休み。
ガイド付きの街歩きもOKなので、歴史好きにもピッタリです。
「スリランカって紅茶とカレーだけでしょ?」と思っている方にこそ体験してほしい、
香りと歴史に出会う一日旅。
せっかくの海外旅行、日帰りでも“深い余韻”を感じられるスリランカ南部の名所を、
あなたの旅のアルバムに加えてみませんか?
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皆様のご旅行を、現地の専門家が親切丁寧にアドバイスしますのでご連絡をお待ちしています!