フォトジェニックな聖地へ──緑に抱かれたミーソン遺跡で癒しの時間

■ダナン発 世界遺産ミーソン遺跡半日観光
https://tabi-choku.com/plan/detail/1057/
ベトナム中部の人気リゾート地・ダナン。
美しいビーチや現代的な街並みのすぐそばに、
驚くほど壮大で神秘的な世界が広がっていることをご存じでしょうか?
その名も、ミーソン遺跡(My Son Sanctuary)。
ダナンから車で約1時間、かつて栄華を誇ったチャンパ王国の聖地に
足を踏み入れることができる半日ツアーが、今とても注目を集めています。
このツアーはダナン発、1日観光もありますが、半日で世界遺産に触れられるというのが最大の魅力。
午前中に観光を終えれば、午後はビーチやスパでゆったり過ごすことも可能です。
ミーソン遺跡は、4世紀から13世紀にかけて栄えた「チャンパ王国」の宗教施設群。
ヒンドゥー教を信仰していた王国の王たちが、
神々への祈りを捧げるために建てた寺院や祠堂が、今も静かに佇んでいます。
古代ヒンドゥー教のチャム族たちの建築や芸術が残り、
海洋国家として交易が盛んであった古代王国の足跡がみられるものとして
1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
ミーソンとは、現地語では「美しい山」という意味があり、
聖山マハーパルヴァタ(Mahaparvata)の南麓に広がっています。
7世紀から13世紀にかけて建てられた約70のレンガ造りの建造物や
ヒンドゥー教の神話を描いたレリーフがたくさん残されています。
王が代わるたびに祠堂が建設されていました。
石材ではなく「焼きレンガ」で築かれた独特の構造。
接着剤を使わずに積み上げられた技術は、
現代でも解明されていない部分が多く、神秘性に満ちています。
遺跡の背後に広がる山々やジャングル、
神殿のシルエットが織りなす風景はまるで映画のワンシーン。
朝の澄んだ光の中での撮影は特におすすめ!
ジャングルの中に忘れ去られていた遺構は1885年にフランス人の研究家である
アンリ・パルマンティエによって再発見されました。
チャム族の伝統舞踊ショーが1日4回(9:15、10:45、14:00、15:30予告なく変更になる場合があります)
行われています。
現地の伝統衣装をまとったダンサーによる古代舞踊が、遺跡前の特設ステージで披露されることも。
旅の忘れられないワンシーンに。
広大な敷地の中は発掘調査がまだこれからの地域も多く、A〜Hまでアルファベットでグループ分けされており、
一般観光客が行くのは見ごたえのあるBCD地区となっています。
また、入り口から遺跡群までもカートに乗用します。
近年、ダナン・ホイアン周辺はアジアの人気旅行先ランキングで急上昇中!
入場エリアの整備が進み、観光ルートがより歩きやすくなっています。
航空便の回復とともに、日本からの観光客も増えており、人気ツアーは満席になることも。
特に午前発のミーソン遺跡ツアーは気温が上がる前の時間帯で快適に観光できるため、
**早めの予約が吉◎**です!
皆様のご旅行を、現地の専門家が親切丁寧にアドバイスしますのでご連絡をお待ちしています