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世界遺産アジャンター&エローラ遺跡は美術ファン必見の最高傑作が集まっています!
2024年05月11日 17時53分
2007
インド
以前はデリーからアウランガバードまで飛行機に乗ってアジャンターとエローラの遺跡を見に行くのは、
インド人の次に日本人が多いと言われるほどの人気過熱ぶりでした。
これも法隆寺の壁画効果かもしれません。
アジャンター石窟群の第1窟にある蓮華手菩薩は古代仏教美術の最高傑作とも謳われ、
右手に蓮華の花を持っています。法隆寺金堂に描かれている菩薩像のルーツとも言われています
アジャンター石窟群は1819年にイギリス人士官ジョン・スミスがトラ狩り中に逃げ込んだ際に、
岩壁に窓のようなものを発見したことから発掘調査につながりました。
ワゴーラ川沿いの岩壁全長約600mの間に点在する大小30の石窟群で、
その規模の大きさと芸術性の高い壁画や装飾が残されていることから1983年に世界遺産登録されました。
紀元前2世紀~紀元後1世紀と紀元後5世紀後半~7世紀初頭頃までの2度に渡って
開窟され、隆盛を極めた仏教遺跡です
エローラ石窟群はアジャンターから約70㌔離れており、5~10世紀にかけて造られた
仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教が1か所に混在する世界でも類を見ない遺跡です。
2㌔に及ぶ石窟群にある彫像は巨大であり、膨大な数が並んでいます。
なかでもカイラーサナータ寺院は一枚岩を削って作った想像を絶する巧かつ巨大なモニュメントです。
100年以上かけて岩を削った彫刻の化け物です。かなり足腰に疲労がのこりますが、
美術や芸術が好きな方には必ず見て頂きたい世界遺産です
インドにはたくさんの史跡が残り、アジャンター&エローラのような
超ド級の観光スポットを訪れたいと思う方が多い中、
かつての団体旅行全盛期から個人旅行にシフトして参りました。
インドにも日本企業が進出し、都会はかなり西洋化してきました。
個人旅行はまだまだ慣れていないと心配ではありますが、
このような世界的な遺跡には死ぬまでに一度は見てみたいものです!
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