タオルミーナ発　世界遺産シラクサ1日観光

タオルミーナから車で約1時間半。シラクサはシチリア島の南東部の岬にある街で、新市街のある本土部分と、海に飛び出した格好のオルティージャ島で構成されています。数学者アルキメデスも紀元前287年にこの街で生まれ、太宰治の小説「走れメロス」の舞台としても知られています。紀元前5世紀には政治・文化の拠点としてあのアテネと競うほど栄えました。
画家カラヴァッジョが名付けた「デイオ二シオスの耳」という石切場跡を観光で訪れますが、ここは音響効果が良く、囚人がひそひそ声で囁くことをデイオ二シオス王が盗み聞きしたという伝説があります。古代ギリシャ遺跡やバロック建築など見どころが多く、大人気観光地です。