ヴィリニュス発　「命のヴィザ」杉原千畝ゆかりのカウナス市内観光

第二次世界大戦中、リトアニアのカウナスにあった日本領事館で杉原千畝は多くのユダヤ難民に対し、「命のビザ」を発給しました。彼は外務省の指示に背いてまで、人道的な行動を貫いたことで、今日「日本のシンドラー」とも称えられています。その数は約6,000人ともいわれ、多くのユダヤ人が日本を経由して安全な地へ逃れることができました。カウナスはヴィリュニスから車で1時間ほどの場所にあり、リトアニアの第2の都市として、歴史的な魅力と現代的な文化が融合した美しい街です。旧市街は、バロック様式や新古典主義の建物が立ち並ぶ美しいエリアで、散策するだけでその歴史に浸ることができます。